とにかくヨメにホメられたい

LIFE IS HARDせやけどHAPPY。ヨメと2人で人生を満喫する。

『マツコの知らない世界』がついつい気になってしまう理由を考察した結果

自分が好きなテレビ番組を考察してみてみえてきた傾向

自分で録画しているテレビ番組にちょっとした共通点がありそうなので、このブログにちょっとメモをしておこうかなと思った。僕のテレビの録画リストにあるのは以下の番組。

マツコの知らない世界

『マツコの知らない世界』は、その日のゲストの自身がハマっているものをマツコ・デラックスにプレゼンするという番組。毎回登場するゲストのハマりっぷりが尋常じゃなく独特の世界観vs達観した自然体のマツコの掛け合いが面白い。

オススメの放送回は2020年5月26日に放送された「マヨネーズの世界」。国内から海外までの300種類以上のマヨネーズを食べ、日々その味を研究しているマヨマニアのスーさん。マヨマニアという言葉もキャッチーで使いやすいですよね。いやぁ嫉妬してしまう・・・。ハッピーターンにマヨネーズをかけて食べちゃう暴挙を紹介してくれていました。夕食後にそんな映像流さないでくれよww

#27 「マヨネーズの世界」「ボールペンの世界」

#27 「マヨネーズの世界」「ボールペンの世界」

  • 発売日: 2015/08/01
  • メディア: Prime Video

激レアさんを連れてきた

“激レア”な体験をした人=激レアさんを研究サンプルとして、弘中ちゃんの圧倒的なプレゼンスキルを駆使して弄りまくり、オードリーの若林さんのラベル付で総括するワードセンスが光る番組。嘘みたいな人生体験を面白おかしく話を進めていますが、結局最後はリスペクトできるように、オチをつけてくれるのも見事。

最近の面白かった回はニセ札発見機を開発しまくる『世にはびこるニセ札をことごとく見破って世界中から尊敬されてる下町の小さな町工場の社長さん』の放送回。ニセ札の情報を集めるために、フィリピンの歓楽街で怪しい人たちに声を掛けて回っていたそう。これめちゃくちゃ危なくねぇかって思ってたら、案の定、マフィアに背中に刃物突きつけられたことあったそう。そりゃあ若林も「アウトレイジじゃん」って言ってしまうわなぁ。

ナナメの夕暮れ

ナナメの夕暮れ

BRODY (ブロディ) 2020年10月号

BRODY (ブロディ) 2020年10月号

  • 発売日: 2020/08/21
  • メディア: 雑誌

満天青空レストラン

宮川大輔の満天青空レストランは、サッポロビール提供の名人と呼ばれる生産者さんのこだわりの食材とビールに合う料理をテーマとした番組。毎回ほんまに旨そうに食べる大輔さんのリアクションが良いんですよね。大輔さんの『うまーい!』の表現は個人的に一番美味しそうに見える。

紹介されるこだわり食材はレアなブランド食材が多く、収穫が難しいと思われていた食材でも、生産者のアイデアと経験で安定した生産に成功するといったサクセスストーリーを聞くのも興味深い。この番組に出演することを目標に頑張っていらっしゃる生産者もきっと多いはず。僕の将来の野望も、無事にFIREが成功したら自分のこだわり食材で事業をおこして、この番組に出演したいなって夢見る今日この頃。

自分が気になった特に面白かった放送回は、『浜名湖クレソン』の回。正直、名人の方には失礼ですが、自分がゲストやったら、いやいやクレソンて!!浜名湖でロケスタートやったら、鰻を期待するやん!!って絶対に思ってたはず。それでも名人の苦労、クレソンが育つのに適した環境である気づき、地元で養殖された牡蠣の貝殻の再利用するアイデアがいっぱい詰まった浜名湖クレソン。通常kg単位1500円前後で取引される普通のクレソンに対して、名人が作る浜名湖クレソンは4,000円〜5,000円で有名レストランに取引されているそう。そんな話を聞いていると、やっぱりその味が気になってしまう。いつか食べるぞ、浜名湖クレソン。

ブランド化に成功している個人への憧れと嫉妬

ここで挙げたテレビ番組の共通点は『芸能人でもなく趣味や仕事で自分をブランド化に成功した人』を特集する番組だということ。

『マツコの知らない世界』に出てくるゲストのように、何か一つのことに夢中になったことがない。僕は興味が移りやすい人間です。色んなことにアンテナを立てて、すぐにやってみてやれたことに満足して続かない。

人に趣味は何?って聞かれて、思いつく答えはある。話題になった映画は一通り観てるから、映画鑑賞も趣味って言えますね。例えば新海誠作品は全部観てます。『君の名は』『天気の子』のあらすじを喋れって言われたら、全然言えます。

だけど、どこが面白かったのかって聞かれると、言葉が詰まります。ストーリーも面白かったし、人気が出るんだろうなって漠然と分かりましたが、自分が特別どこに面白さを感じたかって聞かれると、もうすっかり忘れたのか喋れないんですよね。(映画を観た直後ならパッと出たかもしんない。)

サッカーも同じ、日本代表戦は全部観てる。それでもこれまでで一番印象に残った試合は?なんて聞かれてもさっぱり覚えてない。テレビで何度も刷り込まれた日本が初めてW杯の出場を決めた野人・岡野のゴールは覚えてるけど、何度もテレビで観て刷り込まれたからであって、自分の印象に残ったという回答ではないようにも思ってしまう。

だから、『マツコの知らない世界』に出てくるゲストには憧れる。当然、番組の企画として成立できるほど、一つのことを喋ることができるのは本当に素晴らしいことだ。

激レアさんについても同じ。自分のキャリアを振り返っても、まぁステレオタイプだなって思ってしまう。大学の受験も、何かやりたいことがあるわけでもなく、テストで得意な科目だったという理由だけで応用化学を専攻し、縁があって特許の仕事に就いたのはちょっと珍しいのかもしれないけど、それだけ。弘中ちゃんにお願いしても、ボードに書くことないし、全然弄られないわ。若葉さんにもラベリングできないよ、単にそこそこにいる人だもん。もうこれはただの嫉妬だ。

青空レストランだって、出てくるのは"名人"ですからね。仕事の成果が認められ、この作物といえば、この人って紹介されるのは気分がいいだろうな。なんせオリジナルブランドを世の中に残せているってのは、めっちゃ素晴らしいことだって思う。ブランドは信用の証ですからね、なんてったてって。大輔さんにエコーの掛かった『うまーい』の一言を言わせてみたい。

まずは投資家として突き抜けられれば、自分をブランド化できるほどに夢中になれることを探したい。

自分がどんなことに憧れているのか、好きなテレビ番組から掴むことができた気がします。結局、堀江さんの本に書いてあった掛け算で、自分の個性を尖らせて、尖った個性をブランド化したい、ブランド化することに自分の承認欲求があるのかもしれませんね。

多動力 (幻冬舎文庫)

多動力 (幻冬舎文庫)

  • 作者:堀江貴文
  • 発売日: 2019/04/10
  • メディア: Kindle版

今の僕には『サラリーマン』×『投資家』という属性しかなくて、正直、世の中にたくさんいる人の一人。さらにTwitterのプロフィールにもある『子煩悩』や『愛妻家』としても対して変わらんかな。

『サラリーマン』を『知財マン』に深掘りしてみると、そんなに一気にπは少なくなりそうやけど、知財(特許やブランド)と投資(まぁ株か)との相関を語れるほど造詣が深いわけでもない。ちょっと企業の知財力をみて、投資判断をするってのもいずれはやってみたいけどね。

でもどっちかというと、知財は当面の生活費を稼ぐための手段である意味合いが強い。知財よりも、本当はもっとのめり込めるくらい、他人を突き抜けられるくらいの趣味が欲しい。

実家が八百屋だったから、そうゆう意味では青空レストランの名人のように食の生産者側に憧れが強いかも。家族のことを考えると、今からいきなり農家に転職するのも現実的ではないので、やっぱり投資家としてどーんと突き抜けた後に、自分をブランド化できるほどに夢中になれることを探していきたいな。だから若いうちにどーんと突き抜けないとやっぱアカンよな。