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娘が生まれて100日目、奈良でお食い初めの膳の仕出しを探してやってみた。

今日は生誕100日を祝うお食い初め


※大人の都合に合わせて、無理やりお食い初めに付き合わされる娘

今日は、娘が生まれて100日を超えたんで、お食い初めをやりました。お食い初めっていうのは、赤ちゃんの乳歯が生えはじめる、生後100日〜120日頃に、これからの人生で食べ物に困ることがないようにとの願いを込め儀式ですね。(こんな儀式に興味を持つようになったのも自分の中では大きな変化。)

お料理の準備は、仕出しのお食い初め膳を探しました。探してみると奈良市内でもお食い初め膳を仕出ししているお店もいくつかあったのですが、"お食い初め膳のみ"の注文だけは受け付けてくれないところが多く、意外と苦労しました。例えば、〇〇円以上で配達可能、〇人前以上で配達可能、とかいう条件付が多かったですね。。。


自分たちは、ちょうど出産祝いに神戸牛を頂いので、お食い初め膳以外で欲しいものは特になかったんですよ。


お食い初め膳のみの配達可能、奈良市配達ってこの条件にあったのは、『花惣』さんだけでしたね。

http://www.hanasou.jp/demae_keisyuku.html

↑花惣さんのお食い初め膳がこちら。

花惣のお食い初め

いわゆるお食い初めに食べられるものは一式揃えていただいています。

・鯛
めでたいっていうやつですね!

・赤飯
お祝いごとに赤飯を食べるのは、赤飯には邪気を祓ったり、魔除けの意味が込められているから、だそうですね。

・たこの足
大阪や兵庫では、タコを食べるという文化もあるようですね。タコを食べる理由としては、『茹でて固いタコでも食べられる丈夫な歯』とか、『食(た)べることに、困(こま)らないように』の頭文字から取った』、「『多幸(たこう)』という漢字を当てて、たくさんの幸せを願う」など諸説あり、ださうです。

・お吸い物
「吸う」ちからが強くなるようにという意味が込められているそうですね。

・煮物
紅白の色のためにんじんと大根、長寿の象徴「亀の甲羅」の形の六角形に切ったかぼちゃやしいたけなどの旬野菜が

・歯固めの石
赤ちゃんに丈夫な歯が生まれることを願うための福石。食べ終わりに口にちょんちょんと当てて儀式終了だとか。お宮参りの際に産土神社でもらうのが良かったらしいので、知ってたら春日大社で貰ってくればよかった。

  1. α大人用の刺身(鯛、甘エビ、マグロ、サーモンの2切れずつ。)や香の物が付いてます。お食い初めの儀式が終わった後は、大人が食べる用にですね。


ちゃんと女の子用に器も内朱塗り、外黒塗り。(男の子は、内も外も黒塗り)

お食い初めの儀式

お食い初めの儀式も、食べさせる人、食べさせる方向、と赤ちゃんにお料理を食べさせる順序とがあるようです。ネットで検索した通りにやっただけですが。


食べさせる人は、赤ちゃんと同性の年長者ということで、妻が担当。そして、僕がカメラマン。


食べさせる方向は、恵方の方向。恵方巻きと同じですね、2019年は南東が恵方です。


食べる順番については、1ごはん →2お吸い物→3ごはん→4お魚 →5ごはん→6お吸い物、この1〜6の食べさせる真似を3回繰り返します。しかし、そんなこと赤ちゃんを付き合わせてるだけなんで、箸でご飯を近づけたら両腕を突き出して拒否でした。


その後は、歯固め石を口元にちょんちょんと付けます。この歯固め石を誤飲する可能性は大きいな、危ない。。。


後は大人が勿体無いので、食事をかっさらう。まぁ、鯛の塩焼き丸々一尾を酒のつまみに食すのは、なかなかええもん。


お酒を飲みながら、娘が生まれた変化の1つに、お食い初めもそうやけど、伝統の儀式を大切にしようかな、って思えたこともありますね。