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『新しい文章力の教室』を読了

5月一冊『新しい文章力の教室』

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)

こんばんは。トラダイスケです。

毎月一冊は本を読むことを目標にしています。今月の一冊はナタリー『新しい文章力の教室』。

ブログを定期的に、かつ、効率的に書くコツを身につけたいと思って、この本を手に取りました。

著者は「コミックナタリー」の元編集者、唐木先生。ナタリーの記者は一日に5本以上の記事をアウトプットすることを求められているそうなんですが、唐木先生はそのナタリーに入社した新入社員に"読者に完読してもらえる"文章力を身につけるため研修(唐木ゼミ)をされていた方です。

まさに僕が求めてた文章を書くコツが体系的にまとめられていました。ぜひ唐木ゼミの研修生になって、唐木先生に僕が書く文章を添削して欲しいなって思いました。

ブログを効率的に書くためのトレーニングに参考になったこと

特にこの本で勉強になったのは以下3つの項目。この本を参考にトレーニングを積めば、このブログの更新頻度も上げられる気がします。

①文章を書く前に主眼と骨子の組み立てること。

ブログを書くときも文章の骨組みを考えずに、とりあえず書き始めても結局うまくいかない。僕がこれまでに何度も経験していること。分かってはいるけど、曖昧にしてきたところもある。

唐木先生ほどたくさん記事を書いてきた方でも、文章を書く前の前準備をしっかりされている。なのに僕が前準備を怠って、文章がすんなり書けるわけがない。基本に立ち返ることが大事。

これからは、この本で語られてた主眼と骨子の箇条書きと、骨子の優先順位の決めをちゃんと下書きに残していきましょう。

並行して幾つかのネタについて、それぞれの下書きに箇条書きで骨子をためて行って、骨子がたまってその優先順位が決まったら一気に書き上げるようなトレーニングが必要ですね。

②主眼と骨子に必要な情報と分量を決めること。

完読を目指すのであれば、説得力を上げることが大切。確かな事実と、その事実に基づく骨子から主眼へ導くための適度な分量が説得力を向上させるコツ。ダラダラと書いて読者を迷わせてもダメですからね。

③読者に読みやすさを提供するための細かい表現方法の注意点

良いパターンと悪いパターンを比較した具体例付きで解説あり。正直、悪いパターンの中に思い当たるNG が多すぎる。一度読んだだけではとても修正しきれないし、しばらく本棚の手に取りやすい場所に置いて何度も読むようにしたい。

何はともあれ、文章力の向上は一朝一夕で身に付けられるものでもないのは到底ない。文章を書くことに迷った時、何度も読み返せられそうなこの本に出会えたことが一番の収穫でした。