とにかくヨメにホメられたい

LIFE IS HARDせやけどHAPPY。ヨメと2人で人生を満喫する。

娘にもパパが大人になっても勉強している姿を見せていたい。

自分の娘には経済的な苦労はさせたくない親心

世襲制っていうのはもう古いのかもしれないですけど、やっぱり医者の子供は医者になる確率がサラリーマンの子供よりも高く、弁護士の子供は弁護士になる確率がサラリーマンの子供のり高いそうです。

親が子供に将来苦労させないようにと、比較的安定な仕事として自分と同じ職業に就くように導こうとすることもあるかもしれない。せやけど、子供のうちから早いうちに親の仕事に憧れたり、自分の親が就いている職業を見て稼げる思ったり、志す機会が多いことの方が要因として大きいと思ったりします。

地頭の良さに遺伝があることも最近の研究では明らかになったり、子供の収入もかなりの割合で親からの遺伝というか、親から提供された環境に依存しているという研究も発表されていました。

特に興味深かったのが、ジョンズ・ホプキンス大学社会学者・カール・アレクサンダー博士の『生活環境によって子供が将来的に恵まれた生活を送れるか』という研究。(カール博士の30年間もかけて行った、まさに人生をかけた研究ですね。)
www.npr.org

この研究結果によれば、貧困層に生まれた800人の子供を小学校1年生から20代後半になるまでの人生を追っかけてみて、大学を卒業したのはそのうち28人だけだったそうです。アメリカの大学進学率は70%以上と言われているのに、貧困層に限ればほとんど大学に行けてないそうです。

まぁ考えるまでもなく当たり前やろって言われちゃうかもしれませんが、裕福な家庭の方が塾や習い事にお金を使える余裕がありますからね。肉体労働よりも頭脳労働の方が収入が高くなる傾向にあるから、どうしても『収入の低い家庭で育った子供ほど学歴が低くて大人になっても稼ぐ力がない』っていうロジックになりやすい。

統計はあくまでマクロな傾向だけでしかないから、自分の娘がどうなるかってのは将来未知数なんですけどね。

それでも自分の娘には経済的な苦労はさせたくないし、経済的に不安定にならないように自分で稼げる力を身につけて欲しいとつくづく思います。(まだ娘が0歳なのに、妻には気が早すぎるって笑われてますけどね。)

経済的安定と家族の幸せの両方を追いかける。

だからこそ、低収入な家庭にしないために自分の責任や行動はちゃんとして、子供だけちゃんと育てようなんて夢見がちな思いはやめようって思います。

勉強してこなかった大人に勉強しろって闇雲に強制されても子供にも説得力がないですから。親が学習する楽しさを知らずに、子供に学習する楽しさを教えられますか。学習するのは辛くて嫌なことだって子供に認識させないようにしないとなって思いますね。反面教師なんてきっと逆効果。

だから、娘に経済的に不安定にならないように自分で稼げる力を身につけて欲しいと思うんだから、自分も稼ぐ力を身に付ける努力をせんとアカン。統計的には、僕の収入が増えれば、将来娘が経済的に安定する可能性が高くなるんやからね。

ただ収入が増えれば人は幸せかって話になると、また違う。金持ち=幸せになれる、わけではないとも分かります。

ハーバード大学で75年以上も研究しているテーマに『幸せな人生を送る』ことを真面目に研究されているラボがあるのですが、そのチームの研究成果によると身近にいる人たちとの人間関係の質が幸せの感じ方に大きな影響を与えてると、これも統計的には結果が出ています。

収入や友達、それこそSNSのフォロワーがどれだけ多かろうと、どれだけ権力を持っていようかと関係なく、頼れる人が側にいる方が幸せということでした

子供に経済的な安定と幸せの両方を望むのなら、僕も経済的安定性と家族の幸せの両方を追いかけていこうと思うのです。不労所得を増やす勉強に取り組み、時には妻とアイデアを出し合い、家族との時間を大切にする工夫を重ねる、のが僕のライフデザイン。そういう夫婦の姿を娘には見てもらいたいですね。

二兎を追うもの二兎を得ずと言いますが、経済的安定と家族の幸せは同じ方向に向かっていると信じています。